○アレルギーの原因となる物質をアレルゲンと呼びますが、食物アレルギーの三大アレルゲンとして知られますが、卵、牛乳、小麦です。また、そばやピーナッツは重篤な症状が出やすい食品です。
他にも、エビ、大豆、キウイ、サバなど多様です。
【原因のさぐり方】
○治療は、まず原因となる食物探しから始まります。
食べた直後にはっきりとした症状が出たり、珍しいものを食べたした後に症状が出たりするなど、わかりやすい場合もありますが、日常的に食べているものや、食べた量が非常に少ない場合など、わかりにくいこともしばしばあります。
そのため、次のような手順が必要です。
1.自己判断で原因を確定することは禁物ですが、医療機関へかかる前に、いつ何を食べて、何時間後にどんな症状が出たかを記録した食事日誌をつけておくと、診察の際とても役に立ちます。
2.医師が、家族のアレルギーや生活の細かい事柄について聞くこと(問診)で、アレルギーを起こしやすい体質かどうか、食べ物と症状が関係あるかどうかなどを推測します。
3.問診で推定された食べ物に対する抗体がどの程度あるかを血液検査で調べます。
4.最後に、原因と思われる食べ物を除去して症状が改善し、再び食べて症状が出れば、その食べ物が原因と確定されます。
*注意・アレルギーテストは保険がききません。
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